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カボチャのお化け(ジャックオーランタン)のお話

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ハロウィーン豆知識4ヨーロッパのアイルランドという小さな島国にその昔その国にジャックという名前の男がいました。ケチで乱暴者、その上人をだましてばかりのジャックはお酒が好きでいつも飲んだくれていました。


あるハロウィーンの夜、ジャックはいつものように酒場で飲んで酔っ払っていると、地獄からやってきた悪魔に出会いました。この世とあの世の境がなくなるハロウィーンの夜は、その時だけ時間がとまり、この時を狙って多くのお化けたちが人間に取り付こうとやってくるのです。悪魔は「お前の魂をとってやる。」と言ってジャックの魂をいただこうとしましたが、ジャックは魂をとられたくありません。


ジャックが悪魔に魂をあげるかわりに、酒を一杯ご馳走してくれというと、悪魔も一杯くらいいいかと思って、その一杯のお酒を買うお金に変身しました。すると、ジャックはお金に変身した悪魔をすばやく自分の財布の中に入れました。悪魔が「何でも言うことを聞くから出してくれ!」と言うとジャックは、これから10年間はジャックから魂をとらないと約束させて、悪魔を財布から出してあげました。


それから10年の月日が経ち、ジャックがハロウィーンの夜に道を歩いていると、またあの悪魔と出会いました。魂をとられたくないジャックは悪魔に「あの木になっているリンゴを一つとってくれないか?」と言います。リンゴくらいとってやってもいいかと思った悪魔は木に登りました。すると、ジャックはすばやく木の幹に十字架を刻みました。悪魔は十字架が怖くて下に降りることができません。ジャックは悪魔に自分の魂を絶対にとらないことを約束させて悪魔を木から降ろしてあげました。何年か経ち、ジャックは年をとって死んでしまいましたが、生きている時にケチで乱暴者だったジャックは天国に行けませんでした。


仕方なく地獄の門をたたきましたがそこに立っていたのは、あの悪魔。地獄へ入れてくれ頼むとジャックに、悪魔は約束したからお前の魂はとれないと言って地獄へ入れてくれません。困り果てたジャックはジャックは、暗く、風がひどく吹く来た道をトボトボと戻りはじめました。真っ暗では道がわからないジャックが明かりを欲しいと悪魔に頼むと悪魔は地獄で燃えている火の塊を一つジャックにあげ、ジャックはその火の塊をカブの中に入れてちょうちんを作りました。


そしてそのちょうちんを持ってこの世とあの世をさまよい、行く当てもないジャックの旅の始まりでした。


いつしか、ジャックの持つちょうちんが死んだ人々の魂のシンボルとなり、このお話がアメリカに伝わるとカブがカボチャになりました。カブにあまり親しみがないアメリカでは、カボチャがたくさん採れたのでカボチャでちょうちんを作るのが一般的になっていったようです。

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